細挽き?粗挽き?何がオススメ?抽出方法に合った挽き目は?コーヒー抽出器具の色々

細挽き?粗挽き?何がオススメ?抽出方法に合った挽き目は?コーヒー抽出器具の色々

みなさんはコーヒーをどんな方法で抽出していますか?

抽出器具によって、スッキリとした味わいになったり、コーヒーオイルまで抽出されまったりとした味わいになったり、それぞれの良さがありますよね!

どんな方法で抽出するか、どんなコーヒーが好きかは、皆さんの自由です。

しかし、抽出方法によって適した挽き目というものがあります。

今回はどんな抽出方法があるかと、それぞれの適した挽き目に関して解説していきます。

【記事を書いた人】

・ラクマやBaseでコーヒー豆販売 2年

・焙煎士歴 2年

・コーヒーブログを執筆中!

たくさんの抽出方法と適した挽き目

挽き目が粗い順で紹介していきます。

フレンチプレス(粗挽き)

フレンチプレス(コーヒープレスともいう)は浸漬法と呼ばれ、コーヒー豆を直接お湯に漬ける方法を取ります。

抽出のしかたは、まず粗挽きのコーヒー豆と90~95℃のお湯を器具の中に入れ、4・5分間ほど浸します。

その後、ハンドルをゆっくりと押し下げコーヒー粉と液体を分離すれば、コーヒーの出来上がり!

粉の量と挽き目、湯温をコントロールすれば安定した味を出すことができます。

細挽きにしすぎると表面積が大きくなりコーヒーの成分が出すぎてしますため、粗挽きが適しています

簡単にコーヒーを抽出できることから、使っている方も多いです。

下の商品のようにボトルにもなっていて、そのまま飲めるようになっているものもあります。

ケメックス(粗~中挽き)

ケメックスはドリッパーとコーヒーサーバーが一体となっているもの。

ドリッパーの部分に専用のペーパーフィルターを差し込んでドリップします。

通常のドリッパーにある溝(リブ)がないため、抽出のされ方も異なります。

そのため、粗~中挽きが良いでしょう!

ネルドリップ(粗~中挽き)

ネルドリップは布のフィルターを使ったもので、昔からコーヒー専門店などで使われてきました。

ペーパードリップと比べると味がまろやかになる傾向があります。

お手入れが大変なところはありますが、意外と初心者でも美味しい味わいになりやすく、プロっぽい感じがカッコ良いですよね!

お湯がしっかりと粉に触れて、しっかりとした蒸らしにもなるため、ペーパードリップよりも若干粗めの粗~中挽きが良いでしょう!

ペーパードリップ(中挽き)

言わずもがな。コーヒーを自分で抽出する方は良くペーパードリップで抽出する人が多いのではないでしょうか?

ドリッパーの種類も色々あるので多彩な味わいにすることができますし、湯温や抽出のスピードなどでもコントロールができます。

ペーパードリップは中挽きがオススメですが、淹れながら、自分に合った挽き目に調整していきましょう!

コーヒーメーカー(中挽き)

ご家庭にある通常のコーヒーメーカーです!

お湯を沸かすところからコーヒーができるまで全自動でやってくれるので便利だし、すべての工程を考えると、量を早く作ることができますね。

多くは抽出のしかたがシャワーのようにゆっくりと抽出されるような仕組みになっているので、ペーパードリップよりも若干粗い中挽きにしておくと良いです。

最近は下の商品のようなコーヒー豆を挽くところから全自動で抽出してくれるコーヒーメーカーもあります!

サイフォン(中~細挽き)

サイフォンは真空ろ過式と呼ばれる抽出法です。

フラスコにお湯を入れて沸騰するまで熱した後、コーヒー粉を入れたロートを差し込みます。

そうすると、ロートを辿ってお湯が上昇し、コーヒー粉と混ざります。

火を外すとコーヒーの液体だけがフラスコの中に落ち、完成です。

中~細挽きがオススメです!

コールドブリュー(中~細挽き)

コーヒーはお湯で短い時間で抽出するのが一般的でしたが、水でも抽出が可能です。

専用のボトルかティーパックのようなものにコーヒー粉を入れ、水を入れて8~10時間ほど冷蔵庫に入れておくだけです。

多少は漬けすぎても浸透圧の関係上、濃くエグくなる可能性は少ないので、冷蔵庫に一晩入れておけば良い簡単な方法です。

温度が低いと抽出効率は悪くなるため、中~細挽きにして水が触れる表面積を大きくし、抽出効率を上げるのが良いでしょう!

エアロプレス(中~細挽き)

空気の圧力を利用し、短時間で抽出を行う器具がエアロプレスです。

2000年代に入って発明された新しい抽出方法です。

チャンバーという部分にプランジャーをセット。

コーヒー粉とお湯を入れ撹拌します。

水にぬらした専用のフィルターをセットし、コーヒーカップやコーヒーサーバーなどにプレスします。

短時間で抽出するため、中~細挽きがオススメです。

モカポット(細挽き)

モカポット(マキネッタ)は古くからあるエスプレッソを作るための器具です。

簡易的にエスプレッソを作るような形なので、エスプレッソとは言えない!という考え方もあります。

どちらにせよ、濃厚なコーヒー成分を抽出するというものになります。

エスプレッソに近い、細挽きで最大限コーヒー成分を抽出します。

エスプレッソマシン(極細挽き)

エスプレッソマシンの抽出は、圧力をかけ、とにかくコーヒーの成分をギュッと最大限絞る取るものです。

エスプレッソはそのまま砂糖を入れて飲むのも良し。

カフェモカやマキアートなどにアレンジするのも美味しいですよね!

とにかくコーヒーの成分を出すために極細挽きにします。

ドリップ用のグラインダー(ミル)ではエスプレッソ用の挽き目にできない場合がありますので、エスプレッソまで対応したものを使うよう注意が必要です。

よくお店で淹れてもらうものになりますが、ご家庭用にも機器は出ています。

色んな価格帯のものがありますので、ご購入の際は吟味してくださいね。






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