コーヒーミル選びに悩んだら!電動?手動?コニカル刃?違いを3つの視点から分析!

コーヒーミル選びに悩んだら!電動?手動?コニカル刃?違いを3つの視点から分析!

おうち時間を充実させたいアナタ!おうち時間は本格的なコーヒーを淹れて過ごしませんか?

スペシャルティコーヒーを新鮮な状況で香りを感じながら楽しむには、豆のまま買って飲む直前にミルで挽くのが必須です!

「でもミルって色々な種類が出てて何を選べばよいかわからない!」

「安いものでも大丈夫なの?」

「持ち運びってできるの?」

そんな疑問に答えるため、今回はそんなミルを選ぶときのポイントについてまとめてみました!

この記事ではこんなことを書いています!

・手動と電動のメリット、デメリット

・ミルの刃の種類と特徴

・オススメのミルは何か

【記事を書いた人】Con Mèo Coffee代表 イワタ 

・ラクマやBaseでコーヒー豆販売 2年

・焙煎士歴 2年

・コーヒーブログを執筆中!

手動か電動か

ミルには手動でゴリゴリと挽くものと、電動でガガーッと挽くものがあります。

それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう!

手動

メリット

・コンパクトで電源がいらない。

手動のものは電気系統が入らないため、また容量も少量になるためコンパクトになります。

電源が入らないのでキャンプなど外に持っていくことも可能です。

・コーヒーの香りを感じながら楽しんで挽ける。

ハンドルを自分で回して挽きます。

刃が回る速度が遅いため、摩擦熱があまり発生しません。

摩擦熱が少ないと香りが飛びにくく、香りが最大限感じられます。

デメリット

・挽くのに時間がかかる。

やはり自分で手で回す速度では時間がかかってしまいます。

・疲れる。

1杯分だとあまり感じないかもしれませんが、1日にたくさん飲む方、一度に何杯分も作る方はハンドルをずっと回しているのは少し疲れます。

メリット

コンパクトで電源がいらない
コーヒーの香りを感じながら楽しんで挽ける

デメリット

挽くのに時間がかかる
疲れる

手動が向いている人】

・1回1〜2人分を淹れる。1日に大量に飲まない。

・コーヒーを楽しむのに、ゆっくり時間を取れる。

・アウトドアでコーヒーを飲みたい。

電動

メリット

・大量に早く挽ける。

電動は手動と比べると容量が大きいものが多いです。刃の回るスピードも手動よりも早いです。

・疲れない。

豆を入れてボタンを押すだけ。全然疲れません。

デメリット

・電源がいる。

電動はコンセントの位置やコードの長さに気を付けなければなりません。

外で楽しむのは難しいです。

・大きい。場所を取る。

手動よりも大きいため場所を取ります。設置する位置を買う前に確認しましょう。

・値段もそこそこする。

それなりのものというと1万円以上はするかと思います。

エスプレッソを作りたい方は必ず電動になりますが、10万を超えるものもあります。

メリット

大量に早く挽ける
疲れない

デメリット

電源がいる
値段もそこそこする

電動が向いている人】

・1日に頻繁に、もしくは大量に淹れる。

・時間を短縮したい。家でしか淹れない。

・エスプレッソを淹れる。

刃の材質

材質でもコーヒーの粉のできは変わってきます。

金属

・切れ味が良い。

切れ味が良いと、粒の粗さが均一になりやすいです。

・静電気や熱が発生しやすい。

静電気が発生すると刃や粉の出口にコーヒーの粉がくっついて離れなくなったり飛び散ったりします。

熱は香りが飛んでしまう原因になります。

・金属臭があることも。

メリット

切れ味が良い

デメリット

静電気や熱が発生しやすい
金属臭がすることも

セラミック

・水洗いが可能。

錆びないので水洗い可能です。刃を取り出せるかは要確認です。

・静電気や熱が発生しにくい。

静電気のわずらわしさは金属よりは減りますし、熱が発生しにくいため香りが飛びにくいです。

・金属よりは切れ味が悪い。

粒の粗さが不均一になりやすいです。不均一だと味にブレや雑味が出ます。

メリット

水洗いが可能
静電気や熱が発生しにくい

デメリット

金属よりは切れ味が悪い

刃の形状

プロペラ・ブレード式

電動のみで、2枚の刃がプロペラのように回るだけの単純な作りです。

挽く時間の長さによって挽き目を変えることになります。

・リーズナブル、コンパクト

・粒の揃い具合はあまりよくない。微粉も多い。

コニカル刃

手動、電動どちらにもあります。

エスプレッソ用のものには特によく使われています。

・豆の粒が均一になりやすい。

・熱が発生しないよう低速なものが多いため挽くスピードは遅め。

カッティング式

2枚の円盤型の刃が向き合って回転し豆を切り刻むもの。

・熱が発生しにくく香りが飛びにくい

・粒の均一性がグラインド式よりも劣る

グラインド式

2枚の円盤型の刃が向き合って回転し豆をすりつぶすもの。

・粒の均一性がカッティング式より良い。

おすすめのコーヒーミル

手動の場合

・ポーレックス

刃はコニカル刃セラミックです。

形状は片手で胴体を持って、もう片方の手で回すもののほうが使いやすいです。

値段もそこそこリーズナブル

スタイリッシュで場所も取らずアウトドアにも便利

分解して掃除もしやすいです。

電動の場合

・wilfa

刃はコニカル刃金属製です。

実は著者も使用しているもの。摩擦熱や静電気を極力抑えるように電動としては低速となっています。

電動の便利さをしっかり残しつつも香りや使いやすさがバランス取れてます。

容量も十分。お店で使っているところもある優秀なミルです。

 

【オススメ】

手動:ポーレックス(コニカル刃・セラミック製)

電動:wilfa(コニカル刃・金属製)

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