あなたはコーヒーの味の違いを比べたことがありますか?
普段通りコーヒーを買って飲んでいると、
「苦味系から酸味系に変えてみたけど…ちょっと薄いぐらい?」
「〇〇のような味わいとか書いてあるけど、感じない!」
「コーヒーは苦いだけ!細かいところはわかりません!」
なんて思っているかもしれませんね。
しかし!少し器具を揃えて同時に飲み比べれば、
コーヒーの味わいの違いがわかれば、
ぜひ今回紹介するカッピングを試してみてください。

コーヒーの味の違いの判断
コーヒーの味は苦味、酸味、コク、香り、甘さ等の表現で表されます。
専門店はもちろん、量販店でもこのような味を表現する表示があるはずです。
多くの場合、バリスタやロースターなどがカッピングをして味の判断しています。
プロのカッピングでは、
粉の香り・液体の香り、口に含んだ時の風味、口に含んだ後の余韻、酸味、コク、濃度、密度、粘度、質感、複数回カッピングした際の均一性、味のバランス、欠点や雑味の有無、甘味
を採点し評価します。
カッピングの方法
必要なもの
カッピンググラスやカッピングボウルと言われる下のようなコップを使います。
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また、以下のようなカッピングスプーンを使ってカッピングします。
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カッピングのしかた
①豆の準備
まずは味を比べたい豆を数種類準備しましょう。
濃さを統一したいので、それぞれ10gずつ、カッピンググラスに入れます。
いつもより少し粗挽きめに挽きましょう。
まずはその状態での香りを嗅いでみます。
②お湯を注いでタイマーをスタート
それぞれのグラスに160mlのお湯を注いでいきます。
フィルターなどは特に使わず直接注ぎます。
お湯は沸騰したものを注ぎ、なるべくコーヒーの味を抽出します。
注いだ時にも香りを感じてみてください。また違った香りが感じられる場合があります。
③4分後粉を崩す
4分経ったら、表面の粉をスプーンの腹で押すように沈めてください。
そして表面にまだ浮いているアクのようなものをスプーンで取ってください。
④スプーンですくってすする
粉が入らないようコーヒーの表面をすくいます。
それを口に当てズズッっと勢いよく吸ってみてください。
できない場合は吸った後、口の全体になじませてください。
カッピングしたら
それぞれのカップがどんな味わいだったか自分なりに表現してみましょう!
酸味はありましたか?
どんな酸味だったでしょうか?
柑橘系の酸味か、それともそれよりも少し甘みのあるベリー系の酸味か、パイナップルのような口の感じか。
苦味はどうだったでしょう?
キャラメルを焦がしたようなものか、チョコレートっぽいか、ナッツのような香ばしさがあるか。
後味も感じてみてください。
後味がすぐ消えるスッキリしたものか、ずっと甘味が続くか、それとも口の中に不快感が残るか。
まとめ
カッピングして味を表現してみてどうでしたでしょうか?
いつも飲んでいるコーヒーでも、他と比べるとこんな味だったのかと気づきがあるかもしれません。
自分がどんな味を好んで飲んでいたか気づくかもしれません。
これをもとに自分の好きなコーヒーを探してみるのもよいかもしれません。
コーヒーの味わいは本当に無数にあると言われています。
コーヒーの本来の味を感じ、自分にとって最高のコーヒーを探してみましょう!!
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