コーヒーノキの発育する環境と育ち方

コーヒーノキの発育する環境と育ち方

皆さんはコーヒーがどのような国で、どのような環境で栽培されているのかご存知ですか?

何となく熱帯かなぁとかブラジルやアフリカで作られてそうとか思うかもしれませんね。

今回はコーヒーの発育について紹介していきます!

【記事を書いた人】

・ラクマやBaseでコーヒー豆販売 2年

・焙煎士歴 2年

・コーヒーブログを執筆中!

コーヒーベルトとは

コーヒーベルトという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

コーヒーベルトは、コーヒーがよく取れる、赤道から北緯25°南緯25°の間の地域になります。

国を挙げると、ブラジル、コロンビア、ハワイ、インドネシア、ベトナム、インド、ケニア、イエメン、エチオピアなどなどです。

地球温暖化の影響もあり、コーヒーの取れる範囲は広がっています。

現在は日本の沖縄でも栽培されるようになってきています!

コーヒー焙煎体験をしている農園もありますので、気になった方はぜひチェックしてみては?


気候や土壌などの条件

まずは気温。

気温は年平均20℃前後のところでないとコーヒーは育ちません。

また、気温変化が激しいところでないと美味しいコーヒーにならないのです。ただし15℃以下や30℃以上の気温になってしまうのは良くないです。

コーヒーベルトの中でも一日の気温差が激しい、標高の高い(500m2500m)地域が適しているということになります。

次に日当たり。

コーヒーは、強い日当たりには弱いです。

そのため、コーヒーのために日陰を作ってくれる背の高い木(シェードツリー)をまずは育ってなくてはなりません。バナナの木などがシェードツリーとして使われます。

最後は土質。

土質は肥沃で、水はけが良いことが重要で、かつ少し酸性の土壌のほうがコーヒーにはいいようです。

有機質に富んだ火山質土壌が良いとされています。


コーヒーチェリーはどれぐらいでできるの?

コーヒーチェリーとはコーヒーノキの果実。

中の種がコーヒー豆となります。

コーヒーノキは生豆を植えて12ヶ月程度で芽が出て、1年間程で約40cmくらいの大きさになります。

そして、3年以上かけて成木となるのです。

かなり長い年月をかけてますよね。

その割にはコーヒー農家として得られる収入は少なく、成木からできる実の数も、消費量から考えると多くはないことから、コーヒー農家は減ってきています。

そのため、近年ではダイレクトトレードやフェアトレードなど持続可能なコーヒー生産ができるビジネスモデルが増えてきているのです。



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